ポレノン、禁断の使用法

2011年3月 1日

とうとう、花粉が本格的に飛び始めた。鼻の奥が重い。気づかぬうちに
鼻水が流れ出ている。わけも無くくしゃみがでる。   などなど。
こんなとき、ポレノン のスプレイがうまく鼻の中に入ればよいのだが、
噴出し口が容器の上でなく、横に付いているので使いにくい。
もともと鼻炎に悩まされているので以前から鼻炎スプレイを使って
いる。中身が少なくなっている鼻炎スプレイがあることに気がついた。
それをさっそく取り出して、わずかに残っている鼻炎の液体を捨てて
容器を洗い、ポレノン をそれに詰め替えた。
写真の右側がポレノン 、左側が元鼻炎スプレイである。
鼻炎スプレイのほうが少々小さいのでポケットに入れておくにも便利。
おかげでいまや一発でポレノンが鼻の奥まで飛んでいく。
ただ、ひとつまだ操作上の問題が残っている。
元々の鼻炎スプレイはノズルの穴が大きいので飛び出す液体の量も
少々多い。注入する力を加減してスプレイする必要がある。
これは、テレビ通販で言う、あくまで一使用者の使用体験に基づく
報告である。しかも、使用している鼻炎用スプレイ容器も特定の商品の
容器を使っているのでどの容器でもうまく行くとは言えない。
ただ、ノズルの穴が容器の上についていると実に便利である。

新聞のどこを読む?

2011年2月21日

新聞のどこを読者は読んでいるのか?
面白い調査があった(らしい)。
あったらしいと言うのはこの調査の結果は人から聞いたからである。
ほかのビジネスの世界であれば顧客がどこを重視しているか、評価
しているかを調べるのは当たり前のことである。
しかし、新聞はひとつの媒体にいろんな情報が出ているからあえて
そのような分析はせずにもっぱら部数、それも発行部数を追求している。
さて、その調査によると読者が新聞が届いたときに読む順番はつぎの
ような順になっているらしい。
1.ラジオテレビ欄
2.天気予報
3.県版、つまり地元ニュース
4.スポーツ
5.社会面
これって、とてもアイロニカルではなかろうか?
なぜって、新聞社が力をいれているのは政治面であり、経済面であり、
多額の費用を使って海外に派遣している海外面なのに、上のランク
はまったあく別であるから。
すくなくともラジオテレビ欄はどの新聞もまったく同じと言ってよい内容であり、新聞社としてもこの面で特徴出そうとしているとは思えない。
天気予報もそうである。どれか特定の新聞社の天気予報は良く当たる、とかいうのならおもしろいが、これも機械的に編成されている記事だろう。
県版が第三位になっているのを含めて、これらのベストファイブは身近な日常的な記事である。
極端かもしれないが今の我々は政治にも経済にも、海外記事のベースになる国の外交にも関心なく見放している、ということか?物事、何事も見放されてしまえばおしまいだ。

油断大敵

2011年2月15日

今年の1月末のことである。
ああ、今年は風邪を引かずに済みそうだ、うまく言ったな、と思った。
例年なら季節の初めに一回、正月明けに一回の少なくとも二回は
風邪をひいている。酷いときには年末から年始にかけて風邪の
ひきっぱなしということもあった。
元来、小児喘息の後をひきずっているので、風邪をひくと咳に
悩まされる。
以前はブロンというよく効く薬があったのだが、最近とんと見かけなく
なってしまった。
いつもの咳への対策、とくに寝ているときに咳が激しくなると眠れなく
なるので、そんな時はウイスキーのストレートを何杯かあおると止まる。
そんな例年の行事にも今年は襲われずうまく言った、と思っていた。
そのとたん、2月2日から風邪をひき始め、今日で13日目になる。
かなりよくなって、今回は押さえに押さえたので咳も少なく、気管支炎
にも今一歩のところで進まずに済んでいるがその反動か、胃腸が
すっかりやられてしまって、おとといなどはおなかが痛くて夜中に
起きたくらいである。
翌日、大正漢方胃腸薬を二つのんだらすっと収まったが、、、
まだ、もやもやしながらブログを書いている。
風邪をひくのはいいが、やる気と集中力が無くなるのが困る。
メールを明けたくなくなる。パソコンをオンにしたくなくなる。メールを見ても
返信を書く意欲が沸かない。これが困る。人に会うのもおっくうになる。
風邪をひいた原因は明らかである。先月末に、今年はひかなかった、と
思ったことによる油断である。なんという特別なことをしたわけではない。
単に気持ちが緩んだだけである。それが恐ろしいことをこの年になって
確認している。
外は雪が積もっている。
一応、明日も外出のスケジュールが入っている。
さて、ここでどうするか?
油断大敵!
しかし、虎穴にいらずんば虎子を得ず。
どうしよう?

ポレノンが効かない!?

2011年2月 2日

今週に入って、気がつかないうちに鼻水が出ていることが数回起きた。
急にたらり、と出てくる。これ、風邪もひいていないので明らかに
花粉症っぽい。ポレノン を鼻のほうに向けてスプレイした。
止まったと思っていたらしばらくして、また、鼻水たらり。
もう一度スプレイ下が15分後にはおなじようにたらり。
ちょっとその効能が心配になって、鼻をかんだあと思い切ってスプレイ
を鼻の中に吹き込んだ。ちょっと刺激があったのでドキッとしたがその刺激はアメリカで市販されている鼻つまりのスプレーに似た感じである。
これで鼻水が止まらなかったらどうしよう、と思ったが幸いその後はピタリと止まっている。
どうも、鼻の穴に直接スプレイするのが効果的なようである。
ちょうど、鼻づまりのためのスプレイがほとんど空になっているのでこのスプレイの容器を空にして洗ってポレノンを詰め替えた。これで使いやすくなる。

アイデアの出やすいオフィス、出にくいオフィス~続き

2011年2月 1日

そもそもオフィスはどのようにデザインされるのか?
スペースにレイアウトするのだが何らかの考えがあって
レイアウトされているはず。
論理的に考えるとこんな風になる。
オフィスはビジネスの現場である。作業場でもある。
そこで行われる仕事の基本となっている事業がある。
事業には事業モデルがある。ビジネスモデルと言っても
よい。事業モデルを実行するためにその事業モデルにあった
組織がある。それを組織図で表す。組織図にあわせて
人が割り付けられる。同時に割りつけられた人がやるべき
仕事が決まる。仕事は組織を横断的にあるいは上下して
処理されて行く。そこでこの様な仕事の現場である
オフィスはその仕事ができるだけスムーズに流れるように
配置される。事業の全体が一つのフロアに入るような
オフィスがあればそのフロアには組織図どおりのレイアウト
つくられるだろう。多くの事業はこのレイアウトの中を流れて
いく。多くの事業モデルはそれぞれの組織、その中の働く人
の役割は決まっているから担当者は流れて来た仕事を処理し
管理者はその管理をする。この様な組織ではアイデアを出す
ことは求められていない。 続く、

怖いものを見てしまった!-続き

2011年1月30日

前回、怖いものを見てしまった、というタイトルで銀座の地下鉄のエスカレーターに乗りながら端でコンビニ弁当を食べている人のことを書いた。そのとき近くで起きた殺人事件よりも怖い、と書いたが若干訂正の必要が出てきた。
現場はちょうど自宅から歩いて3,4分、それも一箇所曲がってもう一箇所の角から坂をくだったところである。
もう2週間以上たつのだが近所に目撃者などの情報を求めるビラが撒かれている以外、もう街は、その周辺の住宅街も含めて、まったく何も無かったような感じに戻ってしまっている。犯人が捕まっていないのに、である。街の雰囲気としてはほとんど風化しつつあるがのようである。至近距離の目撃者もあり商店街や駅の防犯ビデオに写っているのに、、、
最近テレビのアメリカのクライムサスペンス番組を見すぎているせいか、発生した当初はすぐにつかまるだろうとおもっていたが大きな予想はずれである。そんなわけで、最近はちょっとこの殺人事件のほうが怖くなってきた。ただ、エスカレーターでお箸を使って弁当を食べるほうが殺人よりも怖い、といった意味は殺人は罪である。法律で定められている。しかし、どこにもエスカレーターで弁当を食べてはいけない、と規定されているわけでない。してはいけないと明示的に規定されていることと明示的に規定されているわけではないが普通はそんなことはやらないということと、変わったことをしても面白い、と許される範囲のことと、、、
何でもあり、だから何でもしてしまう、ということと、、、、社会的な許容範囲が広いことは決して悪いことではないし、自分自身はかなり許容範囲を広げて生きているタイプだと思うのだが、、、
難しく考えると人間の社会的適合性についての議論になるのかもしれない。暗黙の約束がある程度成り立つ社会のほうが息苦しくなくてよいと思うのだがどうだろう。

アイデアの出やすいオフィス、出にくいオフィス

2011年1月27日

どうも、オフィスのタイプによってアイデアのでやすいオフィス、
出にくいオフィスがあるのに気がついた。
これまでの自分の仕事の遍歴を思い返してみると企業によって
オフィスの構成が大きく異なる事に気がついた。
これまではそれぞれの企業のカラーだと思ってあまり深く
考えなかったが思い返してみると事業のタイプによって
オフィスの作り方が違うのに気づきた。
多くの伝統的な企業のオフィスレイアウトとアイデアを生み出す
事が仕事の上で求められるタイプの企業のオフィスとは異なっている。
最も特徴的なのはその会議室、会議スペースの取り方、そこに置かれた
備品の違いである。
多くの伝統的な企業のオフィスを見てみよう。
まず、全体のオフィススペースにおける会議室の割合が低い。
小さな会議室というのは殆どなく応接セットが入った応接室がほぼ
部門ごとにある。
会議室ももっぱら打ち合わせに使うので机と椅子だけの部屋である。

続く、

花粉とポレノン

2011年1月27日

昨年10月頃からポレノン という花粉症対策のスプレイ商品のプロモーションに参加している。参加の動機はふたつ。私自身はそれほどの花粉症ではないので自分のニーズからではない。
この商品とそれを開発製造している企業に興味があったからである。花粉症対策の商品は抗ヒスタミン系のもの、あるいはステロイドの注射、あるいはタウロミンのような飲み薬などいろいろあるがいずれも治療しようという感じのものである。ところが、ポレノンは言ってみれば液体マスクという感じのものである。
スプレイしたらコンドーム代わりになるという商品があるらしいがそれに類していてスプレイすると粘膜の上に多糖体のひとつのペクチンで薄い液体の幕を張ってマスクの役割をさせるものである。
液体だから流れ落ちる心配があるし、粘膜だから適当に無くなってくれないとこまる。そこである程度粘膜に吸着性を持たす工夫が必要なのだがここに工夫した商品である。
したがって、副作用もなさそうだし、段々強くしなければ効かないというような心配もなく、しかも抗ヒスタミン性ではないから眠くならない。この液体マスクというところに興味を惹かれた。
二番目はこれを開発販売している会社が極めて小さなベンチャーであるところである。
製品を発明した元大学教授、それと製薬会社OBが二人、営業責任者が一人事務その他もろもろが一人、合計5人である。製造はファブレスの思想で安心できる製造会社に委託している。
根源気のない日本で護りに入った大企業ばかりで成長の見えない時代にこんな極小ベンチャーの製品がプレイクして大成長出来ればこんな楽しいことはない、と思った。
極小ベンチャーでこの商品が最初の商品だから当然有り金はほとんど全て製品の製造につぎ込まなければならない。広告・宣伝・プロモーションの予算など新たに借金しなければ出来ないようなありさまである。これも面白い。
どれだけお金を使わずに認知、好感度を高め商品をブレイクさせるかもチャレンジである。
そんなわけでこの会社の人と一緒に活動して役4ヶ月足らずだが、とうとうアマゾンの花粉症関連商品のランキングトップにまで躍り出た。
小売店への出荷は1月上旬にはじまったばかりというのに、である。
これまでうまく進んできた秘密は、まず、商品のよさがある。それに加えて外部も入れて10人ほどのチームだが全員がこの仕事を楽しんでいることである。
雰囲気は1990年代に経験したシリコンバレーのベンチャーそっくりである。
ひょっとしたらアメリカンドリームならぬジャパニーズドリームが実現するかもしれないと最近はわくわくしている。ポレノン 、興味があったら検索してみて欲しい。

恐ろしいものを見てしまった!

2011年1月21日

一昨日のことである。
近所で殺人事件がおきてもあまり怖いと思わなかったのだが、
一昨日見たものは怖かった。こんなことって!
地下鉄銀座駅の丸の内線から日比谷線への乗り換えの
エスカレーターでのことである。
あのエスカレーターはかなり長く、わたしは丸の内線側から
日比谷線方向へのくだりのエスカレーターに乗っていて
ふと反対側の上ってくるエスカレーターを見たら、どうも
箸のようなものを動かしている中年の女性がいる。
段々近づいてきてよく見たらショルダーバッグを肩にかけ
コンビニ弁当を左手の上で広げて右手の箸で食べている
のである。こんなこと、ありか!?
カロリーメート風のものをかじっていたりペットボトルから
液体を飲んでいるひとはたまにいる。
最近は中目黒始発の地下鉄に乗って座るなり手鏡を
広げて入念に化粧を始める風景にもそんなに驚かなく
なったがさすがにエスカレーターで立ったまま弁当を
広げて箸で食べているのには驚いた。
よほど時間がないのか、我慢が出来ないのか、、、、
本人にとっては周りは見えていないのかもしれないが。
この‘我慢が出来ない‘という行動パターンが曲者では
ないかとおもっている。
それとも、ドラエモンみたいにどこでもドアならぬどこでも
我が家という魔法を身につけた人が増えてきたのだろうか?

江戸の手ぬぐい

2011年1月17日

年があけて、何をしていたのかと思うまもなくもう17日。
何か今年は昨年とはまったく取り囲まれている周りの
空気が違う感じである。年の初めからこんなに足が
宙に浮いている感じではまずいのだが、、、
写真は、実は日本手ぬぐいの染めである。
絵柄は広重東海道五十三次の品川の宿の絵を手ぬぐい
に染めで写したものである。
数日前にハット思い立ち銀座の大野屋に干支の手ぬぐい
を買いに行った。
何年か前からハンカチに比べてサイズの大きい日本手ぬぐい
が便利でハンカチ代わりに使っている。
ウサギの絵柄のものを捜しに行ったら店の中を物色していて
この多色刷りの手ぬぐいを見つけたのでさっそく買って
しまった。
どのように染めるのか、と店の主人に聞いたら和紙に漆を
塗って固めたらその漆を掘ったものを原板として必要な
色数だけ作って重ね刷りをするそうである。
後で調べたが刷染というらしい。
木を掘るのではなくやわらかい漆を掘るのでそんなに枚数
がすれるわけではない。せいぜい数百枚のようである。
ところがもうこの多色刷りの染めの原板を作る職人がいない
そうである。店の主人いわく在庫が無くなれば終わりです。
つまり、和紙に漆を塗ったものを原板として多色刷りの手ぬぐい
をつくる、という技術と文化はもう無くなるのである。
大野屋には何種類かが数枚ずつだけ残っていた。
技術そのものはもっと高価な着物の染めなどに残っている
のかもしれないが簡単に手が届く値段で普段に楽しみに使う
手ぬぐいの世界からはまもなく消えてしまう。