ルドルフ ジュリアーニのインタビュー

2011年4月27日

日経新聞が8回にわたって一面で大震災、日本を立て直すと言うタイトルで特集をやっていて、今日が最終回。
登場したのは9.11のときのニューヨーク市長だったジュリアーニ。ニューヨーク市長はいろいろ面白い人が多い。コッチという人はゲイパレードで堂々と先頭を歩いた人。
クオモは大統領を期待されながらイタリア系移民固有のマフィアとのつながりを憶測され、大統領選には出なかったが、それほどにパワフルなイメージの人。
現在のブルンバーグはご存知ブルンバーグのオーナー経営者。
このジュリアーニも病気で大統領選への出馬を断念。
今日のインタビューではどこかの首相とはちがい、納得できる話をしている。
いつものとおり振舞うのが危機を克服するのに一番。
事件の4日後に遺族に聞いた時の遺族の意見だったそうである。
ちゃんと現場の事実を踏まえた発言。
元気付けるには、人々の目を未来に向けさせ、いつまでもこの状態が続くわけではない、と思わせること。
どこかの国ではいつ終わるのか果てしない、と思わされている。
個人の欝と同じで社会の欝は先行きの展望の欠如だ。
普段通りに暮らせば経済も活性化する。それを伝えるのが指導者の仕事だ。
危機管理で大切なのは指揮と制御だ。誰かが必ず責任を負わなければならないし方向性を示さなければならない。
指揮で大切なのは`ワンボイス‘だ。
私は当初は一日3回、その後は2回、記者会見をしたが、州知事をはじめ関係者が同席し専門的な事柄も含め全ての情報をその場で取材できるようにした。
など、一読に値する。

謎解きはディナーのあとで

2011年4月27日

めずらしくベストセラーっぽい本を買った。
‘謎解きはディナーのあとで  東川篤哉著、小学館発行、1575円
これはブックオフではなく、ちょっと時間つぶしに覗いた本屋で買った。
買ったのは、装丁のイラストの面白さ、本屋大賞第一位!!と、いかにも売りたさありありのコメント,それにお嬢様刑事と冷静な執事というキャスティングにひかれたからである。これ、全て本の表紙からだけの情報である。
中身は6話からなるコミックミステリー。
非現実的というか、現代の御伽噺風キャスティング、予定調和の筋の運び、ほどほどのミステリーとその長さ、、、で一気に読んでしまった。
読んでいて気がついたのは時代捕り物小説の構成と極めて似ていることである。
娯楽時代小説のファンにもおすすめの、肩のこらない、頭の休息の一冊。

NHKよ、なぜ安易に増税のシナリオの尻馬に乗るのか?

2011年4月20日

先日、NHKのテレビを見ていたら`調査によりますと増税に賛成が30数%ありました。‘などと涼しげな顔をしてアナウンサーが話していた。
つい先日、前会長の約束であった視聴料の10%削減を震災を口実に撤回するというような発言に追いかけるように、である。
増税支援の意見があるのだから、視聴料削減の撤廃もよかろう、という魂胆が見え見えである。この際我々は政府の一部の増税願望者の尻馬にのるNHKを国民の視聴料で運営されている放送として支持する必要があるのだろうか?
増税に関する議論、調査は国債残高の大きさによる脅迫との抱き合わせであり、しかも、対案の提示なしに賛成か反対かを聞く誘導尋問方式とも言える調査である。
ここまでくると、決して好きな政治家ではないが、亀井静香の提案している災害復興目的国債を発行しその国債には相続税に関する優遇制度を与えることによって相続税に敏感な金持ちに国債を買わせよう、という案に大賛成である。特別な国債だから償還期限を長く設定し、その国債に関しては相続税減税を適用する代わりに国債は無利子とする案である。
平常の歳出不足の補填に国債を発行するよりはこのようなときにこそ目的を明確にした国債を発行することは国民の理解が十分得られるはずである。
多分、900兆円もある国債残高はどうするのだ?ポルトガルのように国家がデフォルトになったらどうするのか?と言う疑問があるだろう。しかも最近流行のジャックアタリの本を読んだ人はとくにそう思うだろう。しかし、彼の日本に関する指摘には重要な点が少なくとも二つ抜けていることを知る必要がある。ひとつはよく指摘されている国債の95%は日本国で消化されているということと、もうひとつは事実確認が必要だが日銀は100兆円に及ぶ米国国債を保有していて、しかもさおの大半はNY連銀の地下の倉庫にあるといううわさである。多分、G20の参加メンバーはこのことを踏まえて先日のような日本経済に対する評価をくだしたのであろう。
日本の国債残高がもし深刻であれば先日のG20のような日本には十分回復力がある、と言うような判断は示されないだろう。むしろつみあがる国債残高にくわえて災害による資産のロスで日本の経済はきわめて危機的になる、と言う判断がしめされるはずである。
ここに、国債残高を脅迫の手段につかうところと日本経済は十分復旧の力がある、という判断の間に矛盾があるのだが、知っていてそれを会えて切り離して扱おうと言う姿勢、あるいはその点に気がつかないのは不思議ではないか?

酒の肴、ヒント集、ブルータスの最新号

2011年4月19日

一日に複数のブログを書かないようにしているのだが、今日は紹介する雑誌が売れてしまうとまずいのであえて書くことにする。
ちょっとした料理をするのは好きなのだが最近自分のメニューにマンネリを感じているひと、おおいのではないだろうか?
家族も何十年も連れ添っているともう新しいメニューがでてくるなど、稀有である。しかも、ほかの欲望とともに食欲も衰えてくると新しいものをたべようとせず食も惰性に陥ってしまう。
せめて、酒の肴だけは定番だけでなく、何か新しいものでも、、、とおもっている人に格好のお料理ガイドブックを紹介する。
昨日、オフィスの人から見せてもらった雑誌、今発売中のBrutasでおいしい酒場特集をしていた。見せてもらった理由は、そこで大々的に取り上げられている富ヶ谷から東急本店への一方通行の道を入った右側のコンビニの裏にあるワインバーの`アヒル‘に行きたいのだが混んでいて予約がとれない、、、という予約を取る相談だった。
アヒルだけでなく、たくさんのバル的酒場が紹介されているのだが、そこで紹介されているのはその店の看板となっている酒の肴、多くはワインのおつまみ料理である。
そんな店が評判なのもこの小皿のおつまみ料理が人気だからである。
ページを繰っていて、はっと気がついた。これは人気のあるバル料理の本ではないか!もちろんレシピは書いていないが写真があり、何が使われているか材料は判る。変にレシピが書いてあってそれにとらわれるよりも材料と写真から自由に自分の好みで作ることが出来る。
素晴らしい小料理ヒント集である。ぜひ週末の楽しみに入手されることをおすすめする。
なお、その中のかなりのものはデパ地下などでデリ商品として買えるモノがある。デリ商品にちょっと手を加えることでバルに匹敵する小料理を作ることができる。
幾つもの種類を作ると一人とか二人だと材料がムダになりやすいがデリ商品を少量ずつ買ってくればその無駄も出ない。
理想的には6人くらいで、白ワイン1本、赤ワイン2本、スパークリングワイン1本を仕入れて集まりそれぞれが一品の料理を持ってくれば盛り上がる。
アヒル風マイルームバルの開店である。もちろん、持ち寄る料理はあらかじめ有名バルの料理からピックアップして分担して作るのである。
ワインは一本1500円も出せば十分であるが、それは集まる人の懐具合次第である。

半月も割き続けている切花

2011年4月19日

今朝は雨上がりで少し湿度が高いせいか、ちょっとほっとする。
昨夜の雨が空気中の花粉とかもろもろを洗い流してくれたので外に出てもくしゃみが出ない。写真はモノクロ写真ではない。花が真っ白だからである。
半月前にいただいた花束だがまだこんなにきれいに咲き続けている。
切花の寿命はせいぜい一週間とおもっていたが、またひとつ新しいことを知った。

ヨーグルト、プリン、そして豆腐

2011年4月18日

今年は三月の初めに風邪をひいて以来治ったり、また調子を落としたりの繰り返しでとうとう四月の中旬に来てしまった。
特に三月末ごろからは酒もまずくしたがって食欲も無く、この2週間ほどは主食はヨーグルト、プリンと豆腐であった。
そのとき以来はまっているヨーグルトがヨーグルメイト、町内活性と表記された石川県にある堀ファームというところの商品。
1個147円でナチュラルローソンに売っている。
味に癖が無く、糖分が入っていないので最近はちょっと口が寂しいときはこのヨーグルトをたべている。
おかげさまで、二週間で二キロ減った。
ちなみにプリンはコンビニの棚にあるものを片っ端から試しているが今のところ私のベストセレクションは森永の焼プリンである。
今日も浮気をして極上プリンと表記されたものを買って試したが私の口には焼きプリンに遠く及ばなかった。

地震、雷、火事、おやじ

2011年4月16日

今朝、ふと地震、雷、火事、おやじ、、と言う言葉を思い出した。
いつ頃の人が言い始めたのか?よく言ったものである。
さしずめ今なら地震、津波に菅、東電か?天災、人災をとわず
いずれも災害。
こんなことを書く程度に体調回復。
朝っぱらからジェームスブラウンを聴いて気合を入れながら
書いている。

風邪を花粉症と間違えてひどいめに、

2011年4月 1日

3月に入ってから、突然鼻水が出ることがあり、これは間違いなく
花粉症と診断、今年から使っているポレノンを常用していた。
鼻の穴にスプレイするとすっきり止まるし、あらかじめスプレイ
して外出するとくしゃみも抑えられる。
そんな感じで3週間ほどたった先週のこと、突然熱を出して
ひっくり返った。翌日医者にいったら風邪だろう、kと言われる。
とうとう、4日も寝込んでしまった。
これまでは時々花粉症を風邪と間違えて風邪薬を飲んでいた
のだが、、、、、今回はその逆をしてしまった。
ところで、このポレノンのほとんどの成分はペクチンである。
ペクチンといえば細菌話題の放射性物質を吸着する力が
あるので、それが多く含まれているりんごの皮を食べると
体内汚染を軽減できるとか、、、
それなら、ポレノンを吹き付けたマスクを着用していたら鼻と口
からはいる放射性物質をある程度防御できるかもしれないと、
使い捨てマスクにポレノンを吹き付けて使っている。
外出から戻ってくるとそのマスクは捨てている。
気休めかもしれないが、なんとなく精神状態は良い。