2010年11月16日
今朝、知人に偶然会ったとき聞いた話である。とってもおもしろく、実現性ガ十分ある話しなので紹介する。
その人いわく、‘おれおれ‘詐欺はいっこうになくならない。いろんな防止のてだてを打たれているのにもかかわらず、である。しかもこの不景気の世の中で、、、
もし、これを違法性無くビジネスモデルに出来れば成功間違いなしではないだろうか?という話である。
電話一本受けた老人がすぐ高額のお金を振り込んでしまうのである。それも電話を貰っただけで、、、、、そこにはいくつかのニーズの存在が感じられる。
まず、今の世界、年寄りはお金をもっている。男は夜の世界にも飽きて、ゴルフも馬鹿らしく、食事も痛風、糖尿病、高血圧となれば禅寺の坊さんのような食べ物しか食べられず美食
でお金をつかうことなどない。せいぜい、成人病の薬代か効くはずもないサプリメントを気休めに買うくらいであり、きるものといえば昔せっせと通ったゴルフの時のゴルフウエアがたんすの肥やしに成っているのを引っ張り出して着るので被服代も掛からない。
女性は、幾らテレビで中高年のスキンケア化粧品の宣伝をみてもいまや自分に自信ができているし、亭主以外の男と顔をあわすこともまれなのでスッピンでおおいばり、である。たしかに、塗りたくった顔よりもよっぽど健康的である。
家も30年も住んでいるともうローンも無くなり、最近の規格住宅は出来がしっかりしているので修理もほとんどかからない。
そんなわけで、お金の使い道がなく、毎月もらう年金もわずかながら溜まっていくので心配なのは死んだ後、これを誰が使うのか、どうせなら生きているうちにつかってしまわなければ、、、、とおもっている。
時々、孫とかのことをおもいだすのだが、この前いつあったのかも忘れるくらいなのに、連絡は無いか無いか、との期待がたまってきている。
そんなところに、金送れ、の電話が入ってくれば、いやおう無く、いそいそと銀行に飛んでいって振り込んでしまう。
この問題は詐欺であることである。詐欺でなければ何の問題も無い。お金を使いたがっている人に使うお手伝いをする‘おれおれ‘ビジネスはこれからの期待のビジネスモデルである。