デフレ

2009年11月29日

デフレ宣言が出た。デフレってなんだ?いまひとつよくわからない。
よくわからないと手の打ちようが無い。世の中、デフレだそうである。
政府が宣言したのだから、たしかなのだろう。そのデフレの説明は消費者物価の継続的な低下であるからだそうだ。物価が低下するからデフレなのか?
物価がさがる、というのはデフレの結果ではないのか?その結果のもととなる要因は?
デフレという状況に至っているのはモノを買わなくなっているから、、、買えなくなっているから、、、、だから、値段をさげても買える値段にまでならないと買わない。買わないで済ましていると買わないことが習慣になりつつある。
いままで、なにか、買っていたことがなぜか、と疑問をもつようになる。買うということ、つまり消費するということに疑問を持ち出すと値段が下がっても買わなくなる。
若いときはともかく、人間年をとってくると少しは賢くなる。しかも年とともに見栄を張らなくなり、必要と不必要の判断も出来るようになる。社会全体が高齢化してきている。ある意味でみんなが賢く経験をつんできている。年をとってくると若いころ必要だったものも必要なくなりまた、将来のために持っておこう、買っておこう、という気にもならない。
長持ちするものがよい、ということからもとおざかってくる。今の役に立ってくれる今の生活に必要なものがありさえすればよくなる。
高齢者が人口の四分の一を超えてきている。つまり、こんな考え方をするような人が四分の一からまだまだ増えていく。消費者の間にものを必要としなくなり、モノを買わなくなってきていることがデフレのひとつの要因では?高齢者が欲しいものは?
そこに需要がありそこに消費者市場が新たに出来ているのでは?既存の市場ではデフレでも新しい市場を作ればそこではデフレではない世界があるのでは?物価の操作だけではこれからのデフレは解消できないのでは?消費市場の転換が基本的なデフレ対策なのではないだろうか。

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