2009年12月 1日
東京海上日動火災では1999年からエコロジー活動としてマングローブの植樹を
行ってきて、今年で早10年となる。今朝の新聞に2ページにわたってマングローブの植樹によるエコロジー活動の記事広告が出ていた。
東京海上日動火災保険は1999年からエコロジー活動としてマングローブの植樹をすすめてきたそうである。今年でもう10年をこえている。
その間に植樹された面積は5900ヘクタールという。この5900ヘクタールのマングローブが固定するCO2の量はなんと年間で3万トンだという。今回、東京海上日動火災では保険契約のときに添付する約款の小冊子を印刷物をやめてウェブサイトからの情報だけにした。これによって、一冊の小冊子についてマングローブの木2本分のCO2削減に貢献するという。
さきの、5900ヘクタールの植林で年間に3万トンのCO2が固定されるということはおおよそ1ヘクタール当たり5トンのCO2を固定する能力をマングローブの林は持っていることになる。身近なCO2の排出量がマングローブ何本の能力で相殺できるのか、いろんなものについてマングローブ換算値という尺度を普及させたらCO2削減活動はもっと身近な運動になるだろう。