新しいコク、ご贔屓に、

2010年3月15日

今日、仕事の帰りに地下鉄のなかでなんとなく広告をみていたら、
‘新しいコク、ご贔屓に、‘というコピーが目に入ってきた。この、‘新しいコク、ご贔屓に‘と言うコピーは新しいビールの広告のコピーである。
なんと言うことの無い広告であるがどうも‘ご贔屓に、‘というところが気になり目がそこで止まった。そこで、はっときがついた。
人生で初めて‘ご贔屓‘つまり贔屓にしてくれる客とはどんな客なのかわかった!‘贔屓‘という字がそれを表している。漢字とは実に偉大な文字である。
贔屓の字の構成をみると、二つの文字に貝の字が四つ、貝だらけといってもよいくらいである。貝はお金を表す。
贔屓とはすなわちお金をたくさん払ってくれる客、たくさん使ってくれる客なのだ。いつもご贔屓にしていただいてどうもありがとうございます‘といわれ、贔屓の客と扱われている人がいるとしたら、何のことは無い、いつもたくさんお金を使っていただいてありがとう、金遣いのよいお客様、と言う意味なのである。この年になっても、まだまだ新発見がある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です