2010年5月10日
5月9日の日曜日の朝、テレビで脳波の研究の番組をやっていた。
脳波をその人の信号発信ととらえている。脳波を測定しながら雑誌を見させる。
見ている人の注意あるいは興味があると脳波に変化がおきる。
測定した後、雑誌を見てもらった人にどのページに興味をもったかを答えてもらう。その答えどおりに脳波が反応しているのは当然だが答えに無いところでも反応している。
潜在意識が脳波にあらわれているのだろう
この番組の二つ目の実験は車椅子に座った人に脳波測定器を付けてその人がある約束事にしたがって何かを思い浮かべるとそれが指示となって車椅子が動いたり止まったりする。これは脳波の測定器から電気信号を増幅しその信号を車椅子の駆動機能に伝達して動いたりとまったりしてるわけである。
このようなことが実用化されると言葉が不自由になったり手が不自由になったり、いろんなところがかなり重度の不自由さになったひとでもその人の意識を脳波を通じてコミュニケーションできる仕組みに発展させることができる。
これがこの番組で取り上げている研究の目標のようであった。
この番組を見ながらひらめいたことがある。
この実験では脳波測定器を付けてそこから脳波信号を電気信号に変換して車椅子の駆動装置に伝えて車椅子を動かしている。
ひょっとして脳波信号の出力を高めることが出来て、その脳波信号を受信する仕組みを作ることが出来たら意識するだけで者を動かしたり変化させたりすることができるのではないか、とおもった。いわゆるテレパシーである。つまり、テレパシーとは脳波の出力がきわめて強力に出来ればコミュニケーションが可能になるのではないか?ということである。
さて、それではどんな訓練をすれば脳波の信号の出力を高めることができるのか、そしてその脳波信号を受信するデバイスとしてはどんな機能が必要なのか?
これってコミュニケーションエンジニアリングと言う分野の面白い研究テーマではなかろうか?
すくなくとも脳波信号の出力を強くする訓練をする方法はあるような気がするし、それが出来ると何か変化がありそうだが、、、、、
どなたか、脳波信号の出力を強化する訓練方法を知っている人がいらしたら訓練方法を教えてください。この事例はいろんな形に発展出来そうな気がする。
たとえば、自分の脳波信号の出力を高めるのに脳波自身の出力を高めなくとも脳波信号を増幅する装置を頭につけるとか、、、、
なんとなくちょっと危ない研究かもしれないが、、、