2011年10月13日
海外のネットショップから購入すると消費税がかからないことを実感した。
場合によっては輸入税も無い。しかし、カーペットのようなものはめったに買わない。
もし、毎日、あるいは毎週買うもので消費税のかからない買い方があれば噂されている消費税の増税も怖くない。
日常生活にいまや無くてはならないのがスーパーである。食品だけでなくちょっとした日用品はほとんどスーパーで間に合う。
今住んでいるところには結構規模の大きいスーパーが歩ける距離の範囲で3軒もあるがいずれもいつでもそこそこ混んでいる。それだけの需要があるのである。それらのスーパーの売上げの5%は消費税である。まもなく10%になるだろう。大衆の見方であったはずの今の政府は実はかなりたちの悪い増税政府だからだ。
そこで、増税に対するささやかな抵抗だが、誰かこんなスーパーを作ってくれないだろうか?
われわれ買い手との接点はネット上のスーパーである。ただし、そのスーパーの所在地は海外である。事業としては法人税の安いシンガポールがいいだろう。
あるいは税金が全くかからないカタールでもいい。とにかく日本の消費税の適用域外にある必要がある。
我々はそのネットショップのネットカタログで選んで注文する。値段はスーパーと同じく、タイムサービスがあったり、本日の特売があったりする。
注文したものは配送される。配送料金は購入金額に応じて設定されていてある金額以上ならただである。
さて、問題は配送である。ネットサイトがシンガポールにあるからといって、配送はシンガポールから行う必要はない。日本国内に配送所があってシンガポールで受けた注文はその配送センターに回され、配送センターから配送される、という仕組みである。
つまり、注文はネットで行うがいまスーパーのあるようにそれぞれの地域に配送センターがあればよいのである。
配送センターだから家賃の高い商店街に無くても良い。配送センターだから店員がいらっしゃいませ、ありがとうございます、、、なんていう必要はない。
自動倉庫化されていれば人件費は大幅に削減されるだろう。スーパーに行くのはいろんな品物を見る楽しみがあるからだ、、というかもしれない。あるいはレジでありがとうございました、とか本のちょっとした会話が楽しみで行くのかもしれない。
しかし、新たな仕組みで新たな楽しみを作りこめば良い。
たとえばびっくりパッケージが福袋のようにお店からプレゼントされる、とかである。年金生活者のエンゲル係数はたぶん高いだろう。しかもほとんどの消費は日用品と食料品だろう。それに支払うこれからの消費税は馬鹿にならない。消費者も少し賢くなる努力をしよう。
ちなみにスーパーのほうもこのようなビジネス形態にすると法人税はシンガポールで
支払うから日本の三分の一になる。
自分の最近の生活をみていると日常の生活用品はほとんど決まっているので一週間分をまとめて買うことにさほど問題はない。急に必要になったものはコンビニに行けばよいのだから、、、、
そうすれば毎週玄関にダンボール箱が届くような生活になる。年をとって足元がおぼつかなくなると雨の日は出るのがいやになる。
だが、こんなネットのデリバリースーパーが出来ればそんな心配も無くなる。パソコンを使ってネットで注文するなんて、、、使い方が判らない、、、という人にはWIFI接続の専用ネットカタログタブレットを配れば良い。いまのパソコンのような汎用機ではなく、専用機である。このネットスーパーにだけつながっていてそのカタログとお知らせだけに使えるタブレットである。
WIFIはどうする?
スーパーの店舗開設を考えれば店域に専用のWIFIネットを構築するのははるかに安価だし、もちろん既存のWIFIサービスと提携するのも可能である。
昔、コネチカットに住んでいたとき、週末にはニュージャージーに買出しにいっていたこと
を思い出す。理由はニュージャージーの消費税はコネチカットやニューヨークよりも
安かったからである。