円高のときは内需拡大のチャンス

2011年12月16日

円高で輸出競争力が損なわれ、大変だといわれている。
確かに、その通りだが、、、、だからといって一言で円高は悪い、と行ってしまって良いのだろうか?
円高で輸出が不利であれば、輸入は有利だろう。海外の市場の需要を満たすのが輸出であるとしたら国内の需要を満たすのが輸入ということになる。
もちろん、海外は大きな市場である。
ところで日本を見ると1億2000万人がいる、アメリカの半分くらいの人口を持つ国である。
そこにそれなりの規模のまだ顕在化されていない需要があるのでは?
この円高のときこそこの国内需要を徹底的に掘り起こすべきでは?
円高の今のうちに国内需要を喚起し国内のあらゆる水準を向上させる
という戦略はとれないものだろうか?
国内の需要喚起は国内でできることではないか?その中でもとくに消費需要は今の段階でもGDPの40%ほどを占めているのだが、これを徹底的に円高を利用して喚起する政策は作れないのだろうか、と考えたとたん、よっとしたら消費税の増税は逆に国内需要に水をかける
ことになってしまわないか?そうなればせっかくの円高チャンスが生かせなくなるのでは?
個人的に考えても、まだまだほしいものはあるのだが、、、、

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です