2009年12月 7日
最近、中国への関心が、自分の中で強くなっている。
これまで自分の目の先はほとんどUSだったが、、、、
中国に関しては何も判らないのでとりあえず日本と中国との比較
をはじめている。
日本と中国を比較するに当たって、日本で起きたことが中国では
どんな時期にどのように起きているのかを見ることから始めている。
2008年に中国では北京オリンピックがあった。
日本でオリンピックが開催されたのは東京で、1964年のことである。
年数の差は44年。
日本では1970年に大阪千里で万博が開かれた。
中国では2010年に上海で万博が開かれる。
この年数の差は40年である。
年数の差が縮まっているところも注目しなければならないが、
おもしろいのは オリンピックは東京と北京、つまり首都でおこなわれ
万博は大阪と上海、つまりそれぞれの国の代表的な商業都市で
おこなわれていることである。
日本の1970年ごろの経済成長は目覚しかった。たぶん15%以上
だったかもしれない。いまの中国の沿岸部の経済成長は30%だと
言われている。日本の当時を思い出して考えるとその二倍の経済成長が
たとえ局部的だといっても起こっているすさまじさに驚く。
今の日本ではなかなか中国のことを統合的かつ包括的に知る手段が
ない。とても近いところでこんな爆発的な変化がおきているのだから
もっとマスの中国に関する情報が定期的に必要なときにきている。