2010年1月 6日
世界地図 つづき(1)
昨年、大晦日に、‘正月は世界地図を見て、、‘と意気込んで中学生以来はじめて地図帳を買ったところまでは前回の12月31日のブログに書いたが、、、、
じつは元旦の朝から腰、背中、肩に激痛とはいわないまでもかなりの痛みがでて家の中の階段を下りるときにも腰に響くほど、、、結局正月三が日では体調戻らず4日も自宅静養、昨日からようやく活動を開始。でも腰をかばって歩くのでなにかおかしい。
まず、世界地図を買う気になった理由から。年末になると今年はどんな年だったかな、と思い返すのは誰しも同じだろう。
クリスマスも過ぎて、今年をなんとなく思い返していたらいくつも思い浮かんだなかに二つのことがあった。
それは長年外交的には日米、日米、で進んできたのがこの秋以来とくに日中あるいは日米中という具合に中国が今まで以上にクローズアップされてきていること。
これまではおもに経済圏としての中国に注目が集まっていたがこのところの熱は外交関係にまでひろがってきたこと。
さらには2010年には日本はGDPで中国に追い抜かれ世界第二位の地位から転落する、という言い方。
この二つが気になって、世界は日米中だけか?米国を一言で米国といっていたがそれでよかったのか?中国は13億人という日本の10倍の人口を抱える国なのに一言で中国と言ってしまってよいのか?こんなことが気になり、そうだ、世界地図を見よう、とおもったわけである。
世の中いろんなことが変化している。しかし自分たちが暮らしているところで変わらないのは地球でありそれを目に見える形にしているのは地球儀だがまずは地図を見よう、地図をみると地政学的な視点にたてるから普段とはちがった世界の見方が出来るのではないか、とも考えた。
最近、ある意味でネットにおぼれている。ネットだけが世界の人もずいぶん増えているのだろう。ネットは距離感を狂わす。距離をなくすことがネットの強みだとすれば物理的存在である我々にとって距離感をなくすことでなにか失っている、、、こんなこともこのところ強く感じている。ネットに接しているとどうしても物事を点で感じているような気がする。
俯瞰的ではない。これはわたしの使い方がうまくないからかもしれないが、、こんなことが突如世界地図を買うことに結びついたわけである。もう正月は過ぎてしまった。
自分に課した正月の宿題はまだ終えずにいる。
しかし、来年の正月にこの宿題を持ち越すにはもったいないテーマだとおもっている。
そこで正月は過ぎてしまったが、これからしばらく世界地図をかばんに入れて持ち歩き、暇を見つけてはそれを眺めながら今年のヒントを見つけよう。