2010年8月19日
憧れの西部劇スターとはだれですか?との質問をいただいたので
そのことについて、、、
実は以前マリリンモンローについて書いたときがあったが、彼女が亡くなったのは私がちょうど浪人(大学入学の)していたときである。
その頃、友人の父親が優秀映画鑑賞会の審査員かなにかでその友達と一緒に試写のチケットをもらっては映画をみにいっていた。
中学から高校のころである。
たまたま中学と高校がつながった学校に通っていたので高校入試の勉強はしなくてもよかったので結構楽しんでいた。
そのころの映画で今でも印象に残っているのはクラークゲーブルとマリリンモンローが主役の荒馬がテーマの西部劇。
この映画はたしかクラークゲーブルの遺作ではなかったかとおもう。
マリリンモンローもこの映画のあとしばらくて亡くなったのだとおもう。
華やかだったハリウッドの最後のころの映画で、かなり年をとったクラークゲーブルのわびしい感じも、精神的なダメージが表情に現れていた影の濃い悲しげなマリリンモンローの表情も印象的で、その後まもなく二人とも死んでしまうのだがそれを予見させるような雰囲気とうらぶれかけたクラークゲーブルに惹かれた。
風とともに去りぬのレッドバトラーを演じていたころのクラークゲーブルは脂ぎっていてどちらかといえば嫌いだったのだが、、、、
もう一組、印象に残っている俳優がいる。
映画はテキサスの石油発掘をテーマにした‘ジャイアンツ‘。
この主演のジェームスディーンのすさんだ感じがとても好きだったしそのすさんだ男に惹かれていたエリザベステーラーも若草物語の若いころとは違ってとても女くさく、そのくささにあこがれていた。
シェルブールの雨傘という映画をみて、そこに出てきたまだ10代のカトリーヌ・ドヌーブを見てあまりもの猿顔なのに驚き、どうしてこんな顔をした人が女優に?とフランス人のテイストに疑いをもったのもたしかこの頃だったとおもう。
優秀映画鑑賞会推薦の映画のチケットを貰って見に行っていた頃はそれなりによい映画を定期的に見ることが出来ていたが、大学に入ってから自分の金で見に行くようになってからはすっかり娯楽映画の路線にはまりその頃は007にすっかり引きずり込まれていた。